当センターも開設して3か月目に入り、利用してくれるこどもたちも少しずつ増え、賑やかな日も増えてきました。
今回は当センターで行なっていることの1つを紹介したいと思います。
利用者のKちゃん👦
ルビンシュタイン・テイビ症候群のカワイイ男の子。生まれつき右肺の低形成を合併し、在宅HFNC(ハイフローネーザルカニューラ)による呼吸サポートを受けながら日々の生活を送っています。
日々の療育はもちろんのことですが、これからの成長(立位獲得、歩行獲得)や就学にむけてHFNCの離脱訓練をセンターで行っています。
ひとえに離脱訓練といってもただ機械を外してみるだけではありません。
ゆっくり期間を設けて徐々に離脱時間を伸ばしていき、その間に
・日々の活動の中で、リハビリなどの活動中や入眠中などの安静時の呼吸状態に変化や違いが生じるか?
・呼吸負荷が増えていく過程の中で十分な身体的発育が得られるか?
・体重増加と呼吸負荷のバランス、栄養管理(摂取カロリー)は適切か?
・呼吸器感染症の発生頻度が増えてこないか?
など、短期的、中長期的に評価していくことがたくさんあります。
このように、ただ福祉サービス提供を行うのみではなく、当センターでは専門の医師・看護師・理学療法士などがチームとなり、医学的評価も行うことができます。通常は呼吸器離脱の評価は一定期間、入院した上でしか行うことはできないですが、それと同等のことを日々の療育を受けながら行うことで、こどもやご家族の負担軽減につながってくれたらいいなーと思っています😃
医療と福祉の融合。それが私たちが大事にしていることです!
がんばっていこーな、Kちゃん❤️